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この度 gallery neo_/Senshu では 7 月 12 日(金)より熊谷雲炎個展「人間と人間の間(あわい)」
を開催いたします。
作家熊谷雲炎(1965 年生まれ)は取手市を拠点に活動しています。7 歳より書道を始め、日々の生活から
生まれる感情や社会問題を書として表現する行為を続けています。それは「書画同源」元々同じ立ち位置
であった「書」と「画」が戦後の西洋の概念の導入により切り離され、「書道」「美術」とに分離され距離
が生じたその二つの芸術をもう一度戻そうとする試みにも通じます。
約 3000 年~5000 年前に出来たとされる古代文字。そこには神がいて、言葉ができ、文字が生まれた
という歴史があり、作家はそこに物事が始まる前のとてつもないエネルギーを感じると言います。
「その文字になった形一つ一つに呪術性があり魂が宿っている」と。人間がいて生き抜いたからこそ歴史
がある、古典とはその人間の生きた証であり、その生き抜いた証である文字を使い現代と古代、人と人を
接続させることが書には可能であり、新しい書の表現になり、在り方になると考え制作を続けています
私たちが思考するすべては言葉に拠ります。すべてのモノに名前がついて、すべての感情を言葉であらわし、すべて が言葉という網によって包まれている。言葉を見えるものとして表す手段が文字であり、文字はあやふやな目には見え ないモノ、コトを形として現出する。 そして世界を変える。 人類はひたすら記録を蓄積し、いま世界は どこからでも、そこへアクセスできるよう になり、私たちを取り囲むインフラは進化 しました。しかし、時間を超えて事象を伝 える機能を備えた文字を人間が手に入れて から、果たして人間自身どれほど変われた でしょうか? もしくは変わってしまったでしょうか? 熊谷雲炎の書く古代文字が 3000 年の時間を 超えて現代に生きる私たちに問いかけます
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熊谷 雲炎 Unen Kumagai
1965年 東京都生まれ。
7歳から書道を始め19歳で師範取得。
2016年CACA現代アート書作家協会にて7年間活動。
2021年よりART SHODO CONTEMPORARYに参加。
< 近年の主な個展 >
2023 「person in the eyes」 雨引山楽法寺 (雨引観音) (茨城)
「person in the eyes」 渋谷ヒカリエ、aiiima creative lounge MOV (東京)
< 近年の主なグループ展 >
2023 「日台書法交流展2023ー東アジアアート書道最前線ー」 松宮書法館 (滋賀)
「SHODO NEXT STAGE」 伊勢丹浦和店 (埼玉)
「ART SHODO EDGE」 GALLERY SCENA (東京) 2022
「Tokyo Shodo Week」 三鷹市芸術文化センター (東京)
「YOKOHAMA SHODO ART Fair」 Hideharu Fukasaku Gallery & Museum (神奈川)
「書家による抽象表現展VI」 ギャルリー志門 (東京) 2017
「パメラン・ウォール展示vol.1」 ARCUS PROJECT (茨城)
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